
大事に育ててきたイチイガシの苗を山に植栽します。いまは植栽前の「地ごしらえ」作業。
植林って本当に気持ちが良い。「誕生」と似ているからだろうか? 生み出す感情を仲間と共有できるのは嬉しいです。
この山は私たちが作っていきます。
5月中旬に、播種したばかりのイチイガシのドングリがサルに食べられる被害が発生しました。そこでそれらをハウス内に入れ念のため自動カメラをしかけたところ、2年生の苗木が次々と食べられている様子が映っていました。根っこの太い部分がおいしいようで次々に育苗用コンテナから引っこ抜いて食べています。2年生の苗まで食べるとは驚きです。雨の日は人が来ないことを知っていて侵入したのでしょう。
ハウスも弱い部分が破られて播種したばかりのドングリも引き続き食べられていました。どちらも壊滅的被害です。いま電柵を設置中です。苗畑を整備して5年になりますがこんなことは初めてでした。
たしかにイチイガシのドングリは人間も煎って食べられるくらいアクが少なくておいしいのですが根っこもおいしいのでしょうか? ウバメガシなどそれ以外の樹種は食べられていないので、たぶんおいしいのでしょうね。子ザルも映っていて群れで食べにきたようです。