WEB SHOP 熊野の森 はじめました
熊野の森の産品を販売します。熊野のご神木ナギの苗、紀伊半島南部のみに分布する新種クマノザクラ、日本ミツバチを誘引するランのキンリョウヘンなど。ぜひのぞいてみてください。
当会のなりたち
特定非営利法人熊野の森をつくる会は、紀伊半島南部の熊野地方を中心に活動する森づくり団体です。2015年1月に和歌山県田辺市本宮町で発足し、年間を通じ苗づくり、植林、下刈り、間伐、木材・薪炭材の伐採利用などをしています。
「熊野の森をつくる」という言葉には、「自然の森を自然の力に任せてつくること」と、「生活のために人が森林をつくること」の2つの意味を込めています。あるがままの自然の営みを人間が見守ることと、自然の力を利用して人が生活を営むこと、どちらも私たちに必要なことではないでしょうか。生活のための森林づくりでは、どのように手をいれたら山が良くなるか、良くなった山とともにどう暮らせるかなど考えながら活動しています。
私たちの活動は、自然の森に学び、森とともに生きていく方法を学ぶための試行錯誤でもあります。メンバーは森に魅力を感じる人、自分の森林を活用したい人、山仕事をしている人、木を使うのが好きな人などです。
活動内容
- 苗畑をつくり広葉樹を中心に苗を育てています。育てた苗は伐採跡地などへ植林します。
- 人工林の手入れ(間伐など)をしています。山のため、後々の人のために良い仕上がりになるよう、考えて作業をしています。
- 伐採後にシダやススキが繁茂して草原化してしまった森林について、早く森林になるようにシダを刈ったり補助的に広葉樹を植栽したりしています(伐跡の森林化促進)。
- 里山の雑木林を間伐し、薪づくりをしています。
- 人工木を間伐、伐採し、作業小屋などに利用しています。
自然との共生と森づくり
自然と共生して生きていくこと。森と共生して生きていくこと。一言では説明できないし、ただ一つの正解があるとも思いません。ここでは森を畏れるということと、人間のために利用するということの両面から考えていきます。
熊野の本来の森
世界に冠たる博物学者・南方熊楠も愛した熊野の森。その中でもこれはと思う森を紹介したいと思います。
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