クマノザクラの幼木をKumano森のふくろう文庫の開店祝いに寄贈しました。熊野本宮大社のすぐ裏で祓戸王子(はらいどおうじ)の隣にある古本屋・カフェです。
店主の方は自然科学に造詣が深く、地域から地球規模にいたる社会問題にも取り組んでおられます。当会の活動にもご理解をいただいており、クマノザクラを通して、熊野古道を訪れた世界中のお客様に素晴らしいお話をしていただけることとでしょう!
クマノザクラの幼木をKumano森のふくろう文庫の開店祝いに寄贈しました。熊野本宮大社のすぐ裏で祓戸王子(はらいどおうじ)の隣にある古本屋・カフェです。
店主の方は自然科学に造詣が深く、地域から地球規模にいたる社会問題にも取り組んでおられます。当会の活動にもご理解をいただいており、クマノザクラを通して、熊野古道を訪れた世界中のお客様に素晴らしいお話をしていただけることとでしょう!
紀伊半島南部のみで生息が確認されているクマノザクラ。2018年に100年ぶりの新種として発表されてから早くも2年です。分布地域の真っただ中で活動している当会では、実生苗による増殖をしています。今年も黒く熟した小さいサクランボのような実を、樹の持ち主の許可を得て採取しました。
新種とはいうものの、当地では以前より「早咲きでピンク色の強い花が咲く山桜がある」として知られていました。その樹ごとに花びらの色、葉の色、咲く時期、周囲の樹木とのコントラストが違い、毎年多様な姿を見せてくれています。自然の風景を評して楽しむ地元の人の中では「どこそこの山桜が美しい」「あそこの川向うのも中々良い」などと話題にして楽しんでいたものです。
この苗木たちも、将来どんな姿を見せてくれるかとても楽しみです!